こんばんちゃ!石坂の御出ましです。
今日はね、施設の話を書こうかなって思います。
記憶力がガバガバなんで、前にも同じこと書いてたらごめんなさい。
児童養護施設ってね、年に数回、実習生が来るんですよ。
それはもう
保育士になるための必修なんで、別に
児童養護施設へ就職を希望している学生さんだけが来るわけではありません。
実習生もたぶん、戸惑いながらの実習だろうと思いますが、こどもたちも戸惑ってしまいます。
生活の場、家の代わりの場所に知らない人間が急に入ってくるわけですから、当たり前ですよね。
みなさん、
自分の家に何も知らない人が1か月住み着くって考えてみてください。…ゾッとしませんか?
そんな人が朝起こしにきたり、一緒にお風呂に入ったり、一緒にご飯食べたり、そうやって共に生活するわけです。
こどもからしたら異物でしかないんです。
何も知らない、名前もうろ覚えなくせに猫なで声で話しかけてくる。
かわいそうな子だから優しくしよう、みたいな態度がスッケスケなんです。
忘れられないのが、私が中学2年の時に来た実習生。
朝、起こしに来て私にこう言ったんです。「お気に入りのかわいい服着て学校行こう!」
…私その時中学生ですよ?制服に決まってるじゃないですか。
それで私は「いや…中学だから制服なんだけど…」って言ったんです。そしたらね?
「えっ?!小学生でしょ!嘘ついたってバレバレだよ!」って怒られたんです。
年齢も把握されてなくて、理不尽に怒られるってなんなんでしょうね。
しかも小学生だとしたら、小学校は運動着登校なんですよね。
もうね、
何のために実習に来てるの?って感じですよ。
そりゃ実習生はみんながみんな児童養護施設に就職したいわけではないし、右も左もわからない中で一生懸命やってんのはわかるんですよ。
私だって保育学科の学生だった時には実習は本当に必死でした。
あのころ施設に来ていた実習生たちが、がんばって保育士になってくれたのかもわからないけど
こっちとしては失礼な態度のまま保育士になっていたら怖いなって思っちゃいます。
だから、そんなんだから実習生をいじめるこどもたちもいっぱいいました。
私は柔らかく接しようとしていたけど、それでもいじめてやりたくなったことだってありました。
これから実習で児童養護施設に行く人も、いま現在施設で暮らしている子も、生半可な気持ちでは受け入れられないと思います。
施設って、そういうこともあるんです…。