じゃんけんぽんで歌ったこと
2022年02月06日
Hello!My name is yoshie.ishizaka!
って、何を言ってるんでしょうね。どうも石坂です。
どんなにファンヒーターを付けていても部屋の気温がギリギリ10度くらいまでしか上がらなくて、寒くて凍ってる石坂です。凍みるねぇ。
しかもパソコンを置いてる机の椅子に背もたれがないので、なんだか疲れたり伸びをしたくても気を付けないと椅子から落っこちる素敵設定。
まぁそんなことは置いておいて。
長野市の長野駅の近くに、もんぜんプラ座って建物があるんです。一階はスーパーで、二階にNPOさんが入ってたりして、地下は音楽もできるボックスがいくつかあります。
そこに「じゃんけんぽん」っていう、こどもを預かってくれる施設があるんです。
ここで長野少年少女合唱団が定期的に歌っています。振りを付けたり、こどもの好きな曲を歌ったりして時間を過ごすと、こどもたちも一緒に歌ってくれたり振りをやってくれたりします。
この、長野少年少女合唱団が歌いに行くことはもう何年も続いている恒例行事です。
私が団員だった頃に始まったので、もう10年以上ですね。
そのじゃんけんぽんで歌ったことが何だっていうんだ?って感じなんですが、私にとってはすごく大切な思い出なんです。
私が長野少年少女合唱団に入団して、初めて人前で歌ったのがそのじゃんけんぽんでのミニコンサートだったんですよ。曲は、気球に乗ってどこまでも。
それまでは学校の音楽会くらいでしか人前で歌うなんてことはなくて、それも転校ばかりだったので音楽会に出られた経験も少なかったので、合唱団に入って知らない人の前で歌うのがドキドキだったのを覚えています。
そして、施設に入ることになって合唱団をやめるまで、月一(だったはず)でじゃんけんぽんで歌い続けました。もちろん定期演奏会なんかも出たりしたので、歌うことの楽しさや音楽の良さを長野少年少女合唱団で教えてもらいました。
だからこそ初めてのミニコンサートが忘れられないんです。
そして施設を出て、もう一度合唱団に関わりたかった私は少年少女がじゃんけんぽんに行く日を狙ってじゃんけんぽんの前に行き、終わって出てきた先生に声を掛けました。
「先生!お久しぶりです、好恵です!」
先生は小学生だった私が高校生なことに驚きつつ、すぐに私だとわかってくれて、こう言ってくれました。
「今、定期演奏会で一緒に歌う卒団生を募集しているから一緒に歌いましょう」
私、卒団生じゃないんですよ。退団してしまったから。それなのにそんな風に声をかけてもらえて、コロナ禍で人数に制限がかかるまでずっと、卒団生に混じって定期演奏会に出させてもらっていました。今でもお知らせが家に届きます。
40周年にも出させてもらって、その後の40周年記念パーティーにも行かせてもらいました。
そのパーティーでクイズコーナーがあったのですが、私がじゃんけんぽんに押し掛けたことがクイズにされてて笑いました(笑)恥かしいッちゅーの(笑)(笑)
じゃんけんぽんではとなりのトトロを歌ったこともあったのですが、振り付けがあって、みんなで歌っているうちにこどもたちが見よう見まねで振りをしてくれたり一緒に歌ってくれたり、すごく楽しい時間だった記憶があります。
歌を通じて豊かさを育み、社会に還元する
それが長野少年少女合唱団の理念だそうです。私の音楽人生もここから始まりました。
習い事を絶対にさせろというわけではありませんが、こども時代の習い事、特に好きなことは人生を豊かにしてくれると思います。こどもに限らず、大人も。私も今でもピアノや合唱を習っていますが、とても楽しくて、時にはしんどくて、張り合いのある生活になっています。
そんな生活の基礎が、あの日のじゃんけんぽんでのミニコンサートだった…そんなお話でした。
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